農業・畜産

マーケット

NAGASEグループは自然由来の糖質や多糖、酵素をはじめとする独自素材で、農作物や畜産物の生産性や品質の向上に貢献しています。

持続可能な食料システムへの取り組み

気候変動や人口増加による世界的な食料不足が危惧されています。研究開発・製造・商社の各機能を持つNAGASEグループは、製造する独自素材や産学官連携による次世代食料資源の共創により、持続可能な食料システムの構築に貢献します。

重点分野

アグリ

近年農業分野では「植物が本来持つ力を引き出し、安定した生育と収穫に導く」農業資材として「バイオスティミュラント」が注目を集めています。トレハロースを製造販売するナガセヴィータでは、植物の免疫力を誘導するバイオスティミュラントとしてのトレハロースの機能に着目し、研究開発に注力しています。

また、気候変動や肥料自給率も課題とされています。NAGASEグループで開発した、でんぷん由来のバイオSAPの保水性機能により、節水や肥料の節約が期待できます。これらの効果による農作業負荷軽減により持続可能な食料システムを支援します。

飼料 

畜産分野では、家畜を快適な環境下で飼養することにより家畜の自由やQOLの向上を目指す「アニマルウェルフェア」への関心が高まっています。NAGASEグループは、トレハロースや、アミノ酸、ビタミン、たんぱく質などの成分とサプリメントを含む幅広い飼料や関連ソリューションをお客さまに提供し、家畜の健康維持に寄与することで、畜産物の生産性や品質の向上に貢献しています。

Wide shot of farmer watching semi truck being filled with corn from silos on farm on summer morning.

持続可能な農業・畜産へのアプローチ

化学肥料や殺虫剤の過剰な使用は、農業に携わる方々やその周辺環境に悪影響を与えるおそれがあります。農業・畜産関連の資材販売やサービスを行うナガセサンバイオは、環境先進国・ドイツで、環境に優しくかつ確かな効果を持つ農薬の開発・販売を使命と考えるノイドルフ社の日本国内代理店として、殺ナメクジ剤「スラゴ」をはじめとする環境負荷の低い農薬の販売を行っています。

ナガセヴィータは、製造、販売を行っているトレハロースおよびプルランを、日本バイオプラスチック協会の識別表示制度における「生分解性プラポジティブリスト」「海洋生分解性プラポジティブリスト」に製品として登録しています。脱炭素社会に向けて、環境負荷低減とサステナブルな素材が求められる中、農業資材への活用を進めています。

ナガセヴィータでは、限りある資源の有効活用に取り組んでいます。摘果した幼果や落下した果実など、通常は廃棄される農作物から作られた原料を使用し、食品やパーソナルケア素材の製造を行っています。また、これらの素材の機能性研究や処方開発にも取り組み、新たな価値の創造とその活用を推進しています。

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