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セルロースエステルとは無水有機酸とセルロースからなる反応生成物です。真っ白い粉体で、主に塗料やインキなどの原料として使用され様々な特性を向上させます。概ね50%程度が植物由来原料の自然に優しい化学品です。※炭素14法によるバイオマス比率 36-63%のグレードがあります
下記の用途にそれぞれ右のような特徴のために使用されています
無水有機酸の種類・配合によって、様々な特徴を持っています。これらのエステル類は、多くの樹脂と相溶し、溶剤に溶解します。
→エステルの違い(クリックしてご確認ください)
弊社ラボで行った技術評価です。 ご興味のある方は、お問い合わせボタンもしくは貴社の弊社担当宛にご連絡ください
【ラボ評価結果①】耐黄変性の確認(紫外線による影響)
セルロースエステルは同じセルロース骨格を持つニトロセルロースと比較されます。
セルロースエステルは耐黄変性に優れます。
弊社ラボでセルロースエステル仕様(CAB処方)の塗板とニトロセルロース仕様(NC処方)の塗板の比較試験を実施
【ラボ評価結果②溶解性の注意点】
溶解不具合とならないよう作業のポイントをまとめました
弊社ラボでの溶解動画をご参照ください (5分作業を5倍速にしています)
<補足>
溶剤への溶解性、モノマーとの相溶性について、下記ファイルをご参照ください
→グレード別溶剤への溶解性データ(クリックしてご確認ください)
→グレード別モノマーとの相溶性データ(クリックしてご確認ください)
【ラボ評価結果③機能性の向上】
セルロースエステル樹脂(CE)の添加により、フレークの配向性を向上させる/色の安定性・発色性を改善させる効果があるため
光輝感・金属感を向上が期待できます(フリップフロップ性)
考え方
塗膜が光輝感・金属感を出すためには、塗膜が入射光を如何に正反射させることが重要です
検証結果
作業①:アルミフレークを使用し、メタリック調のアルミ塗料を作成
作業②:①塗料の反射光データを測定
作業③:②の塗料+クリア塗料の反射光データを測定
セルロースエステル樹脂処方(CE処方)は無添加のものに比べて、正反射光がより大きいことを確認
多層(アルミ塗料+クリア塗料)の結果でも同じ傾向あり
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